2009年07月09日
あすか会議 2009


星野さんの小淵沢リゾナーレで。

という会議があり、

約40名の方がパネルディスカッションをしました。
左から2番目は朝倉君。
小学校から一緒の親友ですが、カーライルのマネージングダイレクターから今度は某COOの重責に就きます。流石です。
3番目の渋澤氏も、見えないものを見る、素晴らしい考え方を示して頂きました。
私は、リテールのセッションで青山フラワーマーケット井上社長とディスカッションを。
楽しく有意義な2日間でした。






ナイトキャップで私のテーブルに集まって下さった生徒さんたち。
夜中まで皆さん熱心に付き合ってくださいました。
有難うございました。
下記、「味の手帖」の原稿。
「人のためのビジネス」
若手の経済会議のような大きな集まりがあり、その中でパネリストとして登壇した。泊まりで二日間、夜中まで熱い議論が交わされ、勇気や気付きを得る良い会であった。
ビジネススクールが主催であり、他の約四〇名の登壇者はほとんどが海外のMBAホルダー、金融やコンサルか起業家のいわゆる超ビジネスエリート達である。
その中で、私は孤軍、自称英検二〇級?の非エリート。
しかし、自分で言うのもナンだが、私のパネルはウケが良かったと思われる。私の話というのは、サラリーマンがどうしてSoup Stock Tokyoをやることになったか、その機会や動機、どうしてスープか、仲間とどういう想いでやっているか、などなどの実体験の話である。およそ体系立てられたものではなく、そのまま応用は利かないし、〇〇論というような類のものではない。むしろ、絵の個展で周囲の人にお世話になった事がキッカケとなる非常に個人的な気付きから始まる物語であり、生身の話である。
リーマンショック以降、或いはオバマ以降、アメリカ流の対決構造や金融システムの崩壊から世の中は大きく変化している。対立やシステムから共感、精神性などへ大きく移行しているのを感じる。
会議のなかでも、いい話がいくつかあった。
本田宗一郎が、かつてジャパンバッシングの最中、アメリカでの講演などの一〇日間、ハローとサンキューを言ってまわったことでアメリカ人のハートを掴んだ話。企業価値も、これからは数字に替わって見えないものの価値、すなわち情熱、決意、ハート、笑顔などなどに目を向けるべき、という話。
我々のような中小企業の中ですら思う。企業たらんとすることや仕事っぽさ?、行き過ぎのコンプライアンスなど、あるべき論で無暗に推し進めるとどこかに矛盾や無理が出て破綻する。
高度成長期は、とにかく成長こそが国、企業、家族、個人にとっての夢であり、犠牲が犠牲でなく、全てが貢献でありえた。しかし、供給が需要をとっくに上回って久しい現在、政治や経済そのものが主役であると観客も未だに思っている。
そもそも、政治も経済も、人が人のために、人が人の生活のために成すものである。主役は巨大な政治でも経済でもなく、勿論、人である。生活者である。
数あるビジネスのなかで、食という必然のビジネスに就いていることが、今まさに有難く思う。食は人を造る。人を造る食は人が作る。そんな人と人との生身の関係の中にあることに、改めて身を引き締め、喜び、そして笑顔と共に感謝する。
いつも有難うございます。
