2008年08月
2008年08月16日
宮原夢画×諏訪綾子(×遠山?)
(上)写真家宮原夢画さんとフードクリエイションの諏訪綾子さんのコラボ「味身」が来週からPOINTにて。
そして、なんと、不肖私めもそのモデルとして一部に参画し、この日は撮影でありました。
私の身体の一部に、諏訪さんが食べ物を添えていきます。
私も緊張しましたが、まさか、あ、あんなところに、、え、、あ、あんなものを。。
えー、そこにもそんなのを。。。。
こ、これ以上は言えません。。
8月22日(金)19:00〜21:00 POINTにてオープングレセプションもあります。私も行きます。
別に恐くないので、ご興味ある方は是非♪
塩見さん
恵比寿に行ったので、インテリアデザイナーのスピン・オフ塩見一郎さんの事務所に遊びに行きました。
塩見さんは初期のSoup Stock Tokyoの設計をずっとして頂いていた方。
Soup Stock Tokyoのインテリアの基本は塩見さんが作って下さったものです。
そして、本当にすばらしい。
とてもシンプルなのだけれど、シッカリと重厚に仕上がります。
例えば、白いギャラリーを作ったとします。
木の床に、白い壁、スケルトンの天井に配線ダクトという同じ要素でも、デザイナーによって何故か違ってできる。
ideeの設計だったら、ペンキが垂れていそうな、荒くカジュアルなもの。
塩見さんだったら、キッチリと、隙のないホワイトキューブが出来上がります。
施工での管理も厳しい。白い塗装や、ダクトの水平なども甘い仕上げは許されない。
そうやって緊張感のある空間が出来上がります。
ファーストフードで塩見さんのレベルの設計、施工管理でやった事自体が前例の無い画期的なことだったと思います。
これは塩見さんがやってくれた新宿ルミネ店。
好きな店ですが、例えばレジ台の荷物置きの棚。
腰のステンレスが、そのまま切れ目なく、棚の小口に伸びています。
勿論、腰はそのまま切れ目なくアールをたどって一枚のステンで仕上がっています。
これ、施工やる人はたまったもんじゃない(笑)と思いますが、そういう細かいこだわりと、それを実際に納める現場での緊張感があります。
棚は別に作ってうえから取り付けたら全然楽ですが、そうではない「作品」が積み上がっています。
後ろのステンレスの吊り戸棚も、何気ないようですが、甘い施工だと陰が波打って汚くなります。
シンガポールのショッピングセンターのエレベーターや壁面の鏡面仕上げなど、表面ばらばらでグシャグシャです。
また、ステンの工事は家具屋さんではなく、厨房メーカーの工事だったりするからまた大変。普通はキッチンに内だからそこまでの精度を求められませんが、Soup Stock Tokyoではそれが要求されます。
ほんの9坪の店でも手を抜かない。
そうして、シンプルなのに重厚な本物が出来上がるわけです。
塩見さんに、今上海のある大きなプロジェクトでの模型を見せてもらいました。
中国で、日本人の美意識を示して欲しいと思います。
2008年08月12日
河口湖2
土、日でスマイルズとジラフのメンバー約20名で河口湖に行きました。
午後から雷雨。
しかし、夕刻から少しづつ上がり、思い切って外のバーベキューを決行!
例によって「トマトの無水スープ」
例によってOG(オニオングラタンスープ)。
ピザ生地を上に放り投げている、の図。
いや最高に美味しく、楽しい日です。
夜は湖畔で大きく叫びます。
「大好きだよーーー!!」
本当に楽しい週末でした♪♪
一週間
【缶】
お茶屋さんで、いい缶を発見。
オレンジとレモンはありそう、ブドウはちょっと渋い、林檎がいいなあと思います。
1ヶ月位悩んでみます。
【新橋】
ちょっとお疲れ気味のようです。
【たけしさん】
中目黒で伊東たけしさんに遭遇。
ご無沙汰です。
最近山手線の中でMACのCMでよく拝見します。
10年前に一緒に〇ップ〇ンスをやっていました。
94年のCDのジャケットの絵を描かせて頂きました。
これからもよろしくお願いいたします♪
【野村総研講演】
野村総研で講演。
プロを前にして、口はばったいですが、しかし、楽しく話させて頂きました。
一緒に何かできるといいですね♪
【花火】
「遠山さんと飲んじゃおうの会」で、この日は外苑の花火だったので、二次会でカナリヤの徳田さんのところにお邪魔しました。
私の左が徳田さん。
他はスマイルズのメンバー。
カナリヤはこの日一周年。オメデトウございます!
その後、D&Dの横川君がやっているHOUSEへ。
上、岡島要氏、下、安の両氏。
岡島氏は優秀なデザイナーですが。。。
その後横川君とおでんやさんで3時まで。
またやってしまいました。。。
【現美カフェ】
現美のカフェのプロジェクトが。。。。
難題がおおいです。。。
夏です。
【飲んじゃおうの会】
チーズッ!
じゃなくて、なんていってんのだろうか。
入社二年目の彼女たちは、現場での一挙手一投足、お客さまやパートナーさんとのやりとりに、目下完全に集中しており、とても頼もしいく感じましたよ。
2008年08月07日
水バケツ
朝。
「味の手帖」という雑誌の原稿を書きました。
もう12年位コラムの連載をやっています。
以下、今書いた原稿です。
〜〜〜
今、明け方四時半である。
なのに、猛烈な怒りのようなもので、目が冴えわたってしまっている。理由は二つ。
一つ目は、この暑さ。カラスがガーとも鳴いている。
二つ目は、わが社のあるプロジェクトの定例で、ある社員が二度続けて居眠りをしているのを思い出し、次回ももしこのやろー三度目の正直でも寝ていやがったらてめーただで済ませねーぞ、と思い出してしまっているのだ。
次回寝ていやがったら、私の今の作戦は、(因みにその社員は若き女子である)会議室から連れ出し「おめー人から金もらっていて居眠りなんざ泥棒かもしくは俺への何かの意思表示かっ!」と凄んでから、水の張ったバケツを両手に持って二時間廊下に立たせる、断固立たせる!というものである。会社で社長とかやっていると、そういう細かい怒りのようなものがとんと失せてしまっていたが、まさか居眠りで怒るというのも情けないやらなんやら。
そうやって怒っていたら、なにか、自らの手に、ずっしりと重い、水を張ったバケツの感触と、まんじりともしないふてくされたような思いで廊下に立っている自分の記憶があるような気がしてきた。いや、事実としては無いはずである。私立のセンレンされた小中高時代に廊下に立たされたことは多分無い。なのに、手の重い感触と、反省しているようなふてくされているような思いで廊下に立っている自分の記憶があるような気がする。
そして、その記憶のような記憶は、その記憶らしきを辿ると、先ず季節はまたしても断固として夏である。そして、トマトの丸かじりと、水茄子である。
うまいトマトをそのまま丸かじりするのは、そもそもうまいトマトだからうまいのだけれど、また別の喜びというものがある。
私の鮮烈な記憶の一つは、小学生の頃行ったヨセミテでのキャンプで、バスに乗っていると全員にオレンジが配られ、喰えという。オレンジ一個渡されても、と思っていると、皆やおらオレンジの皮を剥き出し、ひとたび皮を全て剥いてから、房を解かず、丸のままのオレンジを頭からかぶりつくのである。これには驚いた。その豪胆さと甘さは、強烈な光のような記憶として、また私の大人への一歩の大事な仕掛けであったかのような、有難い体験であり記憶である。
それに比べると、トマトの丸かじりは、実は確かな記憶はない。本当のところは、きっと大人になってから、どこかで、ヘタしたら居酒屋で、かもしれない。水茄子にいたっては、小学生の夏の記憶であるわけがない。実にいい加減な、都合の良い創作的記憶である。ある種の憧れなのかもしれない。手に重いバケツの感触は、夏の小学生の時代を背景とした憧れが、記憶という場所に居ついているのだ。
さて、次回定例にて居眠りをしたら、断固水バケツなのである。あー、そうだ、おれも嫌味たっぷりに連帯責任と称して、一緒に立ってみようかな。一時間で、十分かな。
栗コーダーカルテット&ゴーイングアンダーグラウンド
栗コーダーカルテットのライブ、リキッドルームにて。
いや本当に素晴らしかったです。
目の前で、4人で繰り広げられるのを、集中力をもって聞いていると、そのアコースティックさもあって、その音と身体が一緒に何か旅をさまよって、時代、時間、国籍不明なところへスルスルと行ってしまって、清潔で、楽しげで、ホッとして、しかし技術は厳格で、誠実で、風に吹かれているような、いい気分になります。
でも、CDで聞き流しちゃうと、取るに足らない曲のように勘違いするリスクがあるので要注意。
(右)栗原氏と川口氏。
栗原さんの性格が、全くこの世界全体を性格付けていると思います。
そして、この日、なんとゴーイングアンダーグランドの松本さんが参画!
トワイライトなどを共演。
実は、私は、ゴー〜がとても好きで、絵を描くときはいつも彼らを聴いています。
まさか生で聴けるとは♪
そして、お話ししてみると、松本さんはじめメンバーの皆さんはSoup Stock Tokyoもよく利用して下さったり、とても気さく♪
一緒に何かやりましょうよ!と言ってくれました。
しかし、栗コーダーカルテットを、Soup Stock Tokyoの仲間と、お客さまと、みんなでこれを聞きたい、と夢想しました。
できれば公園のような、ビールを飲みながら、緑と風が涼しいところ。
一緒にフォークダンスしたり、リコーダー持参で合わせたり。
そして、それにゴー〜も参加してくれたら最高です♪
そういうことやりたいから、店をやっているんじゃないか、などど思います。
2008年08月03日
愛車
雑誌「デザインのひきだし」で私の車が取材を受けました。
右から編集河村さん、アジール溝淵さん、カメラマン弘田さん。
(因みに、アジールって、アジテーションのアジるからきているのかな。
佐藤直樹さん、全共闘とかすきそうなイメージもあるから、そうかも)
この取材、私はちょっと嬉しいのです。
というのは、「北川一成のこれは負けた!」という連載で、グラフの北川さんが、このデザインには負けた!というものをピックアップする、という主旨のもので、今回この車が選ばれたわけで、だからだいぶ嬉しいです♪
車はトヨタクラウンの最低車種で3年前に購入。
かみさんは機能重視で国産が良いといい、私はとにかく四角い車がすきで、だからタクシーのあの、四角いクラウンにしたわけです。
私が子供の頃の、昭和30年代のスポーツカーのイメージで、ミニカーを持参し新車を色指定して全塗装。
内装はレモンイエローの革張り、フェンダーミラー、ホイールキャップを外して、エンブレムはスーパーデラックスだけ残して、カスタマイズは車体価格よりかかってしまいましたが、気にってます♪
道路で手を上げられますが、別にタクシーのマネをしたかったわけではございませんのでアシカラズ。
街で見かけたら手を振って応援?してくださいませ。