世の中の体温をあげる...

西村さんの「自分の仕事をつくる」はわが社ではバイブル的な本。
4〜5年前の店長会で、この本の「まえがき」を朗読していて泣いてしまい、隣の人に替わって読んでもらった、なんてこともありました。


そしてその続編。
あいかわらずの名著。
さっきお風呂で読んでいたら、今度は「あとがき」でなかされました。

折角なのでちょっと長いけど勝手に引用します。

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　ある大学を訪ねて、キャンパスの芝生の上に立っていた看板が目にとまった。ボディーワークやカウンセリングの分野で活動されている小原仁さんの公開講座の案内。
　そのコピーが秀逸だったので、うろ覚えではあるが共有してみたい。

　「〇〇したいけど難しい」という人がいる。
　「難しい」に力が入っている。
　「難しいけど〇〇したい」という人がいる。
　「したい」に力が入っている。

　わたしたちが語る言葉にはセンテンスの末尾に近いほど、直近の自分が含まれていると考えていいだろう。
　そこに「難しい」というエネルギーを置いている人は事態を難しくするし、「したい」というエネルギーを置く人は必要なサポートを得る、といった主旨が述べられていた。
　なるほど、賛成です。では早速。

　やらされてやるような労働は、したくないし、してほしくもない。どんな難しさがあろうと、一人ひとりが自分を突き動かしている力、この世界にうまれてきた力を働きに変えて、つまり＜自分の仕事＞をすることで、社会が豊かさを得る。
　そんな風景を本当に見たいし、自分もその一端で働き、生きてゆきたい。

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そして、矢継ぎ早に、次の「自分の仕事を考える３日間」がでました。
ここでは、私めも参加しております。
私も多くのインタビューなど受けましたが、さすが西村さん。
もっとも印象深く、有難い内容になりました。感謝。

で、そんな西村さんと私のトークセッション
　「いまこの瞬間の自分」
　2月13日（土）
　青山ブックセンター
で行われます。
ココをご参照。

3時間の長い時間ですが、楽しみです。
上記の小原氏のように、素敵な言葉を用意しなくても、まさにタイトル「いまこの瞬間の自分」の通り、自分の感じている不安、弱さ、喜び、勢い、ノリ、妄想などなど、そのまま話せばよい。
そちらのほうがよい。
そうすれば、西村さんが、丁寧にそれを選び汲み取って、それがナニモノなのかを、私や皆さんにきっと教えてくれます。
だから私も楽しみです。
お時間ある方、是非いらっしゃってくださいませ。
西村さんの丁寧さや優しさ、考えていることに感動するでしょう。

映画「食堂かたつむり」の料理監修を手がけ、 「食堂かたつむりの料理」という本を書いている料理ユニットであるオカズデザインさんが、今回ジュテームスープのレシピを考えてくださいました。

そのオカズデザインさんのブログより。
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 今回このお話を受けた理由は、ただひとつ。
 Soup Stock Tokyoの開発チームが、誠実で熱意にあふれていたからです。
 外部のレシピを使うこと自体、初めてなのだそう。なんだか恐縮。
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http://okaz-design.jugem.jp/?eid=1077

有難いお話です。
商品開発の桑折や担当の玉置も、こういう一言で日頃の苦労が報われると思います。

ありがとうございます。