2010年01月
2010年01月20日
初釜
裏千家の初釜におじゃましました。
毎年、福盃という干支の小皿を頂きますが、この寅で5枚目、お邪魔してから5年目。早いです。
初釜というのは年が明けてからずっと行われますが、この日はもう終わりに近く、一番気楽な友達のようなメンバーが集まります。と言っても中田英寿さんとか前原さんとかビッグネームばかりでありますが。
で、最終会のあとは懇親会が用意されています。
この二人は私の小学校からの同級生。
右が家元の従兄弟になる大谷裕巳君。
茶道をはじめ、日本文化の発展に尽力しています。
40年前から飛び切りユニークな御仁。
小学校の頃、彼の家に遊びに行って、部屋でかれが1人で踊っていて、横でお母さまが、「裕巳さん、かわってるでしょ」と、呆れたような愛情たっぷりの顔で呟いていたのが印象的です。
私が結婚したとき、当時の家内が初めて大谷を見て、「玄人ね」と言いました。
何の玄人かわからぬが、まさに言い得ています。。。
左は民主党長島昭久君。
政治家の家でもないのに、小学校のころから総理大臣になる!と公言していました。
まあ、彼以上爽やかで責任感の強いやつもいません。
幻想の中にしか有り得ないような理想の政治家というのが存在するとしたら、まさに彼、と言えるでしょう。
みんな立派になったものです。
2010年01月15日
不景気の好機
不景気だと、街がキレイになりますね♪
昨年上期に苦労したときやったことの一つは、余計な張り紙やポスターなど全て一掃し、先ずは自分たちのコレダ!という本来の姿に立ち戻る、ということでした。
スッキリさせることで、気持もスッキリ、良い緊張感も出ました。
さて、今更ですが、新年に社内で話した不景気話を、下記にて。
みなさん、あけましておめでとうございます。
昨年は、上期の史上以来最悪の状況でしたが、その間、皆さんの知恵と頑張りでオペレーションやコストをしっかりと見極めてきたおかげで、年末からの売上アップと奏功して、良い結果が出せそうです。
この勢いで、是非今期きっちりと仕上げていきたと思います。
Soup Stock Tokyoが10年目に、最大のピンチを迎えながらも、最良の結果を残せるかもしれない、ある種非常に劇的なターニングポイントとしての年度になりそうです。
10年経ったSoup Stock Tokyoをさらに上質なものにし、また物販やDean&Delucaとのコラボなど横展開を進めていきます。
PASS THE BATONも昨年からお蔭さまでよいスタートを切りました。
ネットショッピングも好調で、春には2号店を検討しています。
そして、今年は、これら以外にも、どんどん新しい試みにチャレンジしていきたいと思っています。
その理由は不景気だから、今がチャンスだからです。
スープもバトンも、不景気だから成功した、と思っています。
スープは上期の売上ダウンによって、皆が頑張ったから結果がでました。
バトンも、良い立地の獲得、低い家賃、意義あるコンセプト、オープンしてからのメディアの集中など、全て不景気の成せる業です。
売るのは、景気が良くたって、どっちにしてもいつだって大変です。
でも、仕入れはやりやすい。
勿論、今やるのは根性がいりますが、それがミソでもあります。
10年前Soup Stock Tokyoを始めたときも大変な不景気のときでした。
新しいことは、次に始める新規事業かもしれないし、交換留職のような社内の仕組みかもしれません。
やりたいこと、やるべきこと、やれること、のバランスを考えて皆さんもどんどんアイディアを搾り出してほしいです。
さて、新年なので、何か一つ言葉を示そうかと思い考えました。
「幸せ」という言葉です。
相変わらず抽象的かもしれません。
でも、これから始めることは、全てこの「幸せ」となんらか関わっているものだと思います。
もともと、「生活価値の拡充」や「5感」の目指す先が「幸せ」でしょう。
企業の存在目的はよく「利潤の追求」とか「株主価値の最大化」とかいいます。
勿論大事ですが、我々にとって、それは目的ではなくて手段です。
我々はどうして働いているのか、働いている先に何があるのか、そこには「幸せ」というものがキーワードになってくると思います。
桑折さんや今村さんがよく「お叱りバー」をやりたい、と言います。
三菱商事では、「お叱りバー」は絶対に有り得ない。
なぜ有り得ないか、というと、「利潤の追求」や「株主価値の最大化」という「目的」には全くもって不適当だからです。
でも、もし「社員の幸せ」「社員の自己実現という幸せ」という「目的」だったら有り得るかもしれない。
勿論、ビジネスとして主体的に自立できるか、作品性という美意識があるか、などなどハードルは高いでしょうが。
私は年末年始失礼して、家族でフランスに家族で観光旅行に行ってきました。
現地で建築をやっている人と食事をしたら、こう言っていました。
「フランスは歴史を大事にし建築も古いものを大事にする。その素晴らしさもあるが、同時に200年前から容積も増えず、建て替えも出来ず、物理的に中心部に人が増えない。新しいものが生まれる環境が少ない」と。
確かに物理的にも新たな成長がないわけです。
今流行のMerciとcoletteには新しいものがありますが、日本のものが多い。
日本にいると、焼け野原から新しい世界をガムシャラに作ってきた、新しいものを作っていく「性」のようなものを感じます。
そういう性分なのでしょう。
だからそれに乗じて我々も新しい試みを、どんどんとやってみてしまおうと思います。
先ほどのように三菱商事ではできなくて、スマイルズなら出来ることもあるでしょう。
それが、本当の働いていることの意味につながっていくこともあるかもしれない。
今年は、そんな「幸せ」を少しでも感じることがことにチャレンジしていきたいと思います。
皆さん一人ひとりが主体性をもって、進んでください。
やらされ仕事ではなく、自分で仕事を創ってください。
楽しく、幸せな会社にしていきましょう!
2010年01月06日
年始のご挨拶
毎年、大変お世話になったKFCの(当時)大河原社長、和田専務、坊野部長などの皆さまに新年のご挨拶にうかがいます。
KFCはこの時勢なので、中食として業績がよかったようです。
そして、道頓堀カーネルの呪い、、、がお出迎え。
神話ができてこそ一流といいますが、充分なる神話でございます。
今年もよろしくお願いいたします。