2013年01月
2013年01月18日
10通のラブレター:経過報告その3豊福編
ラブレターの経過報告、今回は社外からだ!
豊福君は、社外の人だが、我々のことを良く知ってくれている人。
東大出で、今は会社からアメリカへMBA留学しているいわゆるエリートですが、そういう人が、こういう事を言ってくれると我々も勇気が湧きます。
皆さん、これなら、我々一人ひとりが同じステージです。
誰にだって、有りうる、ということですね♪
遠山さん
ご無沙汰しております、豊福です。
あけましておめでとうございます。
遠山さんのブログを見ていて、最近私が感じていることを報告させて頂きます。
現在は、2年間のアメリカMBA留学の最後の学期がちょうど始まろうとしています。
こちらテキサスのオースチンにきて、大学の勉強(特にアントレプレナーシップ)や実際に企業している人と話をする機会も多くあります。
その結果学んだことは、結局新規事業では「想いの強さ」が一番重要なんだなと改めて感じています。
授業でも特別に目新しい内容は習いません。
「お客様が満足していないこと、その市場(ポテンシャルを含めて)が大きいこと、それに対する解決策の提供が持続的にできること、といったフィルターを通すこと」といったことは目新しいことではなく、でも熱い想いをもちながら、一方でクールにその想いをビジネスプランに落とし込めるか(でない場合には、そのプランを見直す/捨てることも含めて)を実行できるかが重要に感じてます。
では、実際に起業した人や友人のビジネスプランをみていて、突拍子もない素晴らしいアイデアなのかというと、決してそんなことはありません。自分の経験に基づいて、当たり前のプランを練っています。正直、そのプランに何の競争優位性があるの?と思ってしまうプランも多々あるのですが、少なくともみんなそれができると信じています。「想い」をもってやりきっています。
最低限のフィルターは必要ですが、未知数なことはリスクでなくてチャンスと捉えて、やりきる、やりきれる、そんな姿勢が重要なんだと改めて実感しています。
遠山さんのブログをみていて、どんどんチャレンジして事業をつくっていこうとされていることを純粋にすごいと思いました。
またブログで海外について触れられていたので、以下私の勝手に感じるところです。
オースチンで、最近ラーメン屋ができました。非常に混んでいます。40席ぐらいですが、いつも20~30人は並んでいます。
ラーメンに限らず、日本の奥深い味をアメリカにもってくればどんなに受け入れられるだろう、と純粋に思ってしまいます。
また、アメリカのオペレーション(サービス)の質はいまいちです。といいますか、ばらつきが多いです。
日本のきめ細かいサービスを輸出できたら、と毎回サービスを受けるたびに思います。
でもモノとちがってサービスを輸出するためには、、ハードと一緒にないといけないともおもい、そうなると外食・ホテル??といった選択肢になるのかと思ってます。
オースチンはシリコンヒルズと呼ばれていて、多くのIT企業・スタートアップの企業があります。
IT事業の話もブログにあったので、オースチンで3月にあるイベントを紹介させて頂きます。
SXSWという、音楽がメインのイベントですが、IT企業が集まるイベントも含まれています。
長文・駄文になりましたが、最後までお読み頂きありがとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
豊福 力也
2013年01月15日
10通のラブレター:経過報告その2玉井編
先日来のラブレターの返事、皆さん熱いですが、
いつもクールなえのさんからの返事を公開し、
その内容に周りのみんなも驚き、刺激をうけています。
なので、経過報告返事編第二段
玉井編だ!!
いいぜ、玉ちゃん!
やろうぜ、玉ちゃん!
どうだ、うらやましいだろ!
みんな、、全員、他人事だと思うなよーーー!
遠山正道様
明けましておめでとうございます。
10通のラブレター、ありがとうございました。
まさか自分にいただけるなんて、夢にも思っていなかったので、
びっくりして、頭が真っ白になりました。
そして、本当に本当に嬉しいです。
少し頭の冷えた翌日、雪のふりしきる滑走路を見ながら、
御礼のラブレターを書かせていただいております。
成田空港店は、私が初めて店長をやらせていただいている店舗で、
最初は苦しいことも多かったのですが、みなさんに助けていただき、
今、すばらしい仲間に恵まれて、楽しく仕事をしております。
先日いただいた賞賛は、私が何をしたわけでは無いのですが、
こんな素敵なおもてなしをしてくれるパートナーと出会えたことが、
本当に幸せだと思い、涙しました。
これからも日本の玄関口として、お客様の旅の思い出の一つに残る
おもてなしを追求していきたいと思います。
そして、入社当初にお話させていただいた、
スイーツ事業のこと、覚えていてくださり、ありがとうございます。
最近は、店舗の仕事でいっぱいいっぱいで、
提案などを出せていない自分を、あ〜ダメだな〜と思うことばかりだったので、
こんな形で、チャンスをいただけたこと、本当に嬉しく思っております。
そして、二度とこんなチャンスは無いと、身の引き締まる思いです。
私は、前職では、職人として2年、企画として3年という短い経験のため、
職人としてケーキを開発できる知識や技術は、まだまだ拙いのですが、
他の洋菓子畑出身の社員や、前職の仲間を巻き込み、
ぜひやらせていただきたいです。
「罪悪感の無いデザート」「生産者さんとのコラボレーション」、
わくわくしながら読ませていただきました。
薬膳の要素を取り入れたり、はちみつやきび砂糖を使ったりしたら、
また、生産者さんの、皮に傷がついてしまった柑橘を買い取り、マーマレードを作り、
それを甘みの要素として材料に組み込んだら・・・
とぼんやりイメージしながら読ませていただきました。
そして、デザインや、ネーミング、提供の仕方に物語性などを組み込んだら、
スマイルズにしかできないものが、作れるかもしれないと思いました。
まだまだ提案できるレベルのものが思いつかないのですが、
常にネタをためて、思いついたことから、提案させていただきます!
遠山さんに「こんなのつまらない!」と言われても、頑張ります!
本当に本当に、お手紙ありがとうございました!!!
今年も、どうぞよろしくお願い致します。
SST成田空港店 玉井久恵
2013年01月14日
51
デカすぎましたか?
小さくしました。
この沢山のポストカードには、夫々意味がこめられています。
左上からおおまかに下へ
・ペルーの国旗。国番号51。
・C51
・D51
・51円
・フリスク50粒入り+1粒
・ランドマークタワー51階からの景色
・雪にやさしく51
・セザンヌ51歳のときの作品
・フィリピンのお酒
・菊地あやか 12年AKB総選挙51位。前年度の圏外から大きく躍進。スピードスケート菊池彩香と同姓同名。
・チョコボール51粒で5重の愛。
・5.1gの砂糖
・M51渦巻銀河
・とても、おしゃれで、やんごとない、まわりを、まきこむ、さいのうは、みんなに、ちからをあたえる。
・時速51キロで走行中に撮った風景
・いちごが10個 1+5×10
・英仏海峡トンネル(51km)の列車
・鍵盤の51音
・51センチの赤ちゃん
・M-51を着るモッズ
・今日のgiraffe。51日分。
・51mの廊下
・星が51個のアメリカ国旗
・エリア51と積み木51
・出世の階段51段目
・渋谷51系統のバス停
・0:51
・緯度51.000000
・さだまさしの「51」のカラオケの歌詞
・映画「羅生門」1951年金獅子賞受賞
・愛媛県今治市のカフェ「51BANKAN」おススメはローストチキン。
・ゲート51
・四国八十八箇所五十一番「石手寺」
・第51番元素アンチモン
・緯度51、軽度51
・51℃
・いちごみるく32円+フラワーヨーグルト19円=51円
・恋
・51MCTD
・少年ジャンプ51号
・六本木ヒルズ51階
・51個のケチャップ
・世田谷区桜1丁目51番地
・オリジナル数学。次の重積分の値を求めよ。(答えは51)
・ディズニー51作目「プーさん」。51頁目。
・coco donutsから51歩目
・ジョジョの奇妙な冒険第51巻
・アメリカの戦闘機P-51
・12:00の鏡写し
・坂本達氏。51ヶ月の有給休暇をとり自転車で世界一周。著書「やった。」
・旬の野菜表51番目ズッキーニ
・ポッキー51本同時喰い
・17トリプル 51点
・・・・・・などなど。。
2013年1月25日に51歳になる私めに、スマイルズ13新卒内定者がプレゼントで作ってくれたのです。
素晴らしい。。
っていうか、センスいい!
発想、金をかけない仕組み、手間と愛情がかかる内容、その行動、切り口、オルタナティブ的識別、表現、そのどれもにセンスの良さを感じます。
いやー、嬉しいです!
こういう手をかけた誕生日プレゼントを頂いた、ということと、
こういう手をかけた仕組みをしてくるヤツラと一緒に働けるかと思うと。
こんな風な、お饅頭かな、ってな感じで。
なんだろ。
こんなステキなものを、
こんなステキな仲間が創ってくれました!
幸せモノです♪
ありがとうございます!
2013年01月13日
10通のラブレター:西田浩二編(その8/10通)
こんにちは
あなたは名古屋だから、なかなかお会いできませんね。
船上パーティーで会ったとき、バンドやってよ!なんて言って以来ですね。
私、PV見ました。
ウワサには聞いていたが、あなたがメンバーであった、soulkids。
メッチャ かっこいいやんけ!!
すげー、、、本当にびっくりしました。。
私は、スマイルズで映像を撮りたいな、なんていう獏とした想いがあります。
以前「スープのつくり方 七奈子編」という短い映像を突然作ったときは、脚本、演出、出演、撮影、編集全てをスマイルズでやり、そんな自作自演が従来にない面白い切り口である、と思いましたが、でも、音楽だけはどうにもならず、坂本美雨さんに曲をお借りしました。
音楽はさすがになあ、、、と思っていたところに、あのPV♪
西田さん、何かやりませんか?
勿論、バンドを抜けたのには、きっと色々な思いや理由があったと思います。
「バンド、やらない?」
男の一生のなかで、最高峰にトキメク永遠の言葉です。
「バンド、やらない?」
社内のちょっとした余興でもいいでしょう。
いやいや、もっと欲をだしてもいい。
折角だから、どこにもない、独自のものはいかがでしょう。スマイルズの5感を徹底的にコンセプトにするとか(笑)
ファッションブランドのシアタープロダクツやアートディレクターのキギさんの近くには音楽家の阿部海太郎さんがいて、イベントの度にステキなプロジェクトを立体的に創り上げ、いつも羨ましく思います。
だから、バンドそのものではなくとも、複合的な表現もあるかもしれないし。
おっと、そういえば、私も、あるちょっとしたバンド絡みの妄想事業案があります。そうだ、それも面白く、有ったら絶対喜ばれるプロジェクトだと思います。プロジェクト名は♭(フラット)。今度、東京に来たときに、一杯やりながら話しましょう。
さあ、西田さん。
じゃーーーん、の一発で、観衆がウォーーーってなるあの感じ。
それを体現している西田さん。
「バンド、やらない?」
2013年元旦 遠山 正道
10通のラブレター:玉井久恵編(その7/10通)
「スマイルズの社員に送ったラブレター
中途入社成田空港店長玉井久恵編」
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
成田空港は、先日良いおもてなしの話がありましたね。
私の知り合いでも、成田空港では必ずスープに寄ります、っていう人多いです。
さて、玉井さんは、製菓学校出て前職ケーキ屋さんで、将来はスマイルズでスイーツ事業をやりたいって、言ってましたよね。その意欲は今はどうだろう。
スイーツやりたいね。
私は個人的には、鍼灸の先生から砂糖をとるなと言われています。というか、この先生は誰にでも言うのだが。特に精製した白いお砂糖を避けています。
だから、砂糖を使わない、「罪悪感のないデザート」できたら嬉しいです。
果物や野菜などの自然の甘みのものとか。お菓子であれば塩系もあるし。
まあ、今は、実際の現場の仕事もあると思います。
でも、「罪悪感のないデザート、お菓子ってどんなだろう」と、四六時中気にしている人がいると嬉しい。何を見ても、食べても、そんなことに結び付けて考えて、色々調べたり、ついついデパチカに足が向いてしまったり。そんな風であれば、そのうちきっと良いアイディアがでてくると思います。
地方の寂れてしまっている伝統や技術と手を組むのもいいかもですね。
今年の十月までに、何か良いアイディアでてこないかな。いきなり試食会とかセットされたら最高ですが。「100本のスプーン」もあるし、折角JRさんや百貨店さん、各種デベロッパーさんとの繋がりもあるから、新しい業態にチャレンジするのもいい。折角なら、ビジネスとしてしっかり拡大していけるようなものがいいですね。海外なんかも視野に入れたり。
おいしい「罪悪感のないデザート、お菓子」ができたら、喜ぶ人がたくさんいると思います。高齢化社会にも、そぐうし。
三方良しのビジネスになりそうな気がします。
一緒にウキウキしたいです。
2013年1月
遠山 正道
名和晃平「DIRECTION」
名和晃平さんの「DIRECTION」が恵比寿のTRAUMARISにて2月3日まで。
名和さんは初めてお会いしましたが、想像よりも若くて品があってシャイでカワイイ、、、って想像ではおっさんで品がなくてかわいくないみたいですが、アーティストって、無骨で無愛想で無精で無粋みたいなことが多いので。
まあ、今世界で最も評価の高い日本人アーティストの一人です。
鹿の立体が先般1億で落札されたとか誰か言ってました。
TRAUMARISの住吉知恵さんとは随分古い仲。トラウマリスが芋洗坂にあったとき、壁面にはグルーガンの作品が全面にありましたから、10年位前かな。(六ヒルが来年10周年。芋洗坂は六ヒルの開発にあたって森ビルが手をいれたエリア)
このDIRECTIONは、以前よりもソリッド感が増しています。
近くで見ても、非常に平坦でキリリとしている。
デジタルに見えますが、全て名和さんが上から絵の具を垂らして描いています。
重力だけで描かれていますが、重力って、こんなに直線を生み出すものなのですね。
細ーい線がよくもここまでキレイに仕上がるなあと感心します。
15度傾けていますが、キャンバスはバイアスではなく、枠に沿って貼ってあるので、キャンバスの目も影響を与えそうですが、聞いてみると、やはり目の影響で若干カーブし、それを考慮しながら垂らすらしい。
粘度を聞いたら「ブルドックソースくらい」とのことww。
しかし、圧巻です。
こちらは昨年わが社でコレクションしたもの。
これからきっとDIRECTIONの初期の作品、と呼ばれることになると思います。
嬉しいな。
名和さんは、ストライプが好きなんですって。
ややこしいコンテクストもあるけど、やっぱりそのように言ってもらえるとスッキリします♪
今度、京都のアトリエSANDWICHにもお邪魔したいものです。
2013年01月09日
10通のラブレター:経過報告
スマイルズ社員に渡した10通のラブレター。実は今8通を渡したところですが。
渡した相手から、早速熱いラブレターの返事が続々と届いております。
は・し・も・と、つ・ば・さ、、や、
丸山さんは、たまたま今度フランスの人とのアポに同席してもらおうとメールしたら、いきなり本人とフランス語でのメールのやりとりなどが始まったりして、、、すごい。。
で、ここで、本人の了解を得て、1通の返事を公開致します。
榎本からのものです。
熱いぜ!えのさん!
っていうのは、社員はみな知っている通り、榎本さんは、おとなしーい、お兄さんキャラなのです。
えのさんからこのようなラブレターを頂けると思っていませんでした。
嬉しいね。
やろうぜ!えのさん!
1通のラブレター
遠山 正道様へ
明けましておめでとうございます。
10通のラブレターありがとうございます。
いたときにはビックリしました。
内容を読んだとき更にビックリしました。
そしてビックリはしましたが読んで素直にやりたいと思いました。
自分にやらしてほしいと思いました。
遠山さんとはスマイルズを立ち上げてからの永い付き合いになります。
初めのころは新店をよくまかされ二人でデベロッパーの打ち合わせに
よく行きました。
カッパ橋などにもよく遠山さんを連れ出したのを覚えています。
店舗にかかわる全てのこと、各取引業者との打ち合わせ、デベロッパーとの打ち合わせ、店舗の工事関連の打ち合わせ、人の採用活動、トレーニング、備品の発注、登記、保健所関係などをほぼ一人でやらなければいけない状態で
更に遠山さんはその当初から現状で満足する人ではなかったので新しく次々と要望を出してきました。
ユニホームから始め、もっとスープにあったスプーン、包材、食器、新メニューなども。
随時、お題が出され悪戦苦闘したのが思い出されます。
でも密かにそのプレッシャーを楽しむ自分がいました。
勉強にもなりました。
榎本にまかせれば問題なく新店がオープンするといった当時の本部、遠山さん達の言葉を裏切らないように勤めました。後輩からはレジェンドなどとも言われ頑張っている自分がいました。
当時、遠山さんのことを鬼と言ってたのは、当時、個性的過ぎた店長たちと遠山さんが育って来た大きな会社の仕事の進め方とが違いすぎ、ぶつかったためだと思います。
きらってた訳ではありません。
遠山さんの努力のそのおかげで会社も大きくなりましたし人も育ちました。
今では感謝しています、ありがとうございます。
ラブレターの内容を読んで共感しました。
自分も一人暮らしが長く、住み替えるときに住みたい地域、場所はあってもそこで住みたい物件はありませんでした。
知人などに聞いてもどこどこに住みたいけどいい物件が無く、探してこれ以上探しても見つからなくて妥協でこの物件ににするかー的な感じで決めているのがほとんどだと思います。
マンションなどで大手がブランド感を出して作っているのがありますが賃貸などでクオリティーやデザインを求めたのはほぼ無く、あったとしてもなんか奇抜で遠山さんの言葉で言えば『いけてない』のがほとんどです。
飲食、サービス業などでオシャレな建物は昔に比べかなり多くなりましたが一般的な住居では少ないです。
それをスマイルズが作ればどうなるか、どんなものが出来るかすごく楽しみです。
そこに住みたいと思う人が生まれるような物件、環境を作る。
やりがいがあると思います。
やりたいと思いました。
そう思い、今の意志を伝えたくてラブレターを書きました。
今年もよろしくお願いします。
榎本 暁典
2013年01月08日
10通のラブレター:佐藤一志編(その6/10通)
「スマイルズ社員に送ったラブレター
中途入社システム担当佐藤一志編(その6/10通)
あけましておめでとう。
今年もよろしく。
昨年は、河口湖の社員別荘zingで寒空の中いろいろ話ができて嬉しかったです。
佐藤ちゃん、ワイルドだね〜。ライフルでのジビエやバイク、アジトなどなど色々な趣味も相当なものです。最近の長髪にヒゲ、軍ものコート、最高に似合います。
でも、ここは佐藤さんに、改めてITのことを。
私たち、Soup Stock Tokyoを軸にずっとやってきました。
そこから、giraffeやmy pandaなどのファッション、PASS THE BATONのリサイクル業、或いは本を出したりワークショップをやったり、ご存知のように色々やって、そして今年は益々色々やりたい。
で、次はやはりITでしょう。
ITビジネスって簡単にいうが、勿論簡単ではないでしょう。
でも、その世界のプレーヤーになっておきたい。
例えば、ネットの世界って、センスがとても偏ってますよね。apple周辺だけがステキで、後はどうも垢抜けない。そんなところだけ見ても、まだまだやれる領域は沢山あるような気がします。事実、某会議食弁当のデリバリのサイトはデザインを注意深くすることで比較サイトの上位を占めてしまいました。色々やれる余地はあると思います。
スタートアップのIT企業をM&Aするとか。
何だか、大胆にいきたいですね。
そこが強くなると、今までやってきたビジネス夫々との掛け算のようなことも生まれてくるかもしれない。スマイルズの発想や妄想の幅が、3次元に拡がるような気がします。
或いは、ネットの世界におけるオフの世界もきっとなくならない。
私たちが毎月50万杯手でスープを注いでいるというリアルはネットではできない。そういうリアルとネットの掛け合わせのようなこともきっと色々あるでしょう。
「かつてスマイルズはスープが本業だった時代があったよね」、なんて言われる位になりたいですね。
2013年10月に、何かの道筋を見せて下さいませ。
「かつては、スープ屋、だったよね」のKSDプロジェクト。
楽しみにしています♪
2013年元旦
遠山 正道
2013年01月07日
10通のラブレター:榎本暁典編(その5/10通)
「スマイルズ社員に送ったラブレター
社員番号一桁の中途入社榎本暁典編(その5/10通)」
あけまして おめでとうございます。
あなたとは、随分と長い付き合いになりましたね。
さて、あなたの知らない古いお話を一つしましょう。
あれは、Soup Stock Tokyoが出来てまだ2〜3年目の頃、10年以上前の話。
溜池や赤坂の店が赤字で、何をやってもうまくいかずに苦しんでいた頃、
私は、ある初めて会う女性から、
「えー!あなたがあのトオヤマさん? コータや榎本さんからトオヤマは鬼だ!と聞いていたので、もっと本当に鬼みたいな人を想像していた!」と驚かれました。
実際にそうだったのでしょう。
店も大変で、現場に迷惑ばかりかけていました。
それに、私も当時はもっとピリピリしていました。
でも、皆さんのお陰で、会社は成長し、今では私もすっかり丸〜くなってしまいました。
でも、その頃と比べて、私の欲は全然落ちていませんよ。
むしろ、もっともっとやりたい。
折角、やっとできるようになったのだから、もっとどんどんやっていきたい。
さて、我々スマイルズは、食と衣のブランドをいくつかやっています。
「生活価値の拡充」を理念とする我々は、そうなると、やはり次は住を研究せねば、となります。かと言って、いきなり大きなこともできません。
そこで、「社宅」ってどうかな、と思いました
折角共感している良い仲間が沢山いるのだから、先ずは自分たちが自分たちで一緒に住む場所を作ってみる。4,5人位の小さなのでもいいと思います。それは、傍からみると楽しそうで、ならば、社宅なのだが、外部の人も受け入れられる社宅。外部の人が泊まれる、或いは住める。
だから、社宅が事業化される。社宅事業、ホテル「社宅」?(なんじゃそれ)
そんなプロジェクトのリーダーって誰かな、と想像したときに、榎さんの顔が浮かびました。
実際に榎さんが家族で入って、周りからエノさんエノさんと慕われる。週末はみんなで庭で、デッキでバーベキューをやる。榎さんは自分で釣ってきた魚を照れくさそうに皆に振舞っている。まあずっとは大変だから2、3年で交代するとか。
社宅事業がうまくいきそうだったら、ペンションもやってみたい
オーベルジュもいいけど、ちょっと立派そうで、時間がかかりそう。
スマイルズがペンションをやったらこうなった、って面白そう。
ファーストフード、ネクタイメーカー、リサイクルショップ、ファミリーレストラン、社宅、すぐ出来るどれもどこにでもありそうで、どれにも似ていない。
スマイルズがやるとこうなった。そんなものを榎さんと一緒に作ってみたい。
どう?榎さん。
イメージできる?荷が重い?適任はもっと他にいる?
出来上がった社宅に、榎さんが穏やかに納まっているシーンはイメージできます。
榎さんがやるか、誰かに譲るか、もにょもにょしているか、或いは別のアイディアがあるか。
2013年10月に、何らかの考えをお聞きしたいです。
2013年元旦
遠山 正道
2013年01月06日
10通のラブレター:丸山るみ子編(4/10通)
「スマイルズ社員に送った10通のラブレター
サポートセンター経理部中途入社丸山るみ子編 その4/10通」
あけましておめでとうございます。
丸山さんはいつでも健康、元気そうですね。ヨガのお陰なのでしょう。
最近はいかがお過ごしですか?
経理の仕事をエンジョイしているでしょうか。
こないだ、PASS THE BATONに丸山さんが来て、エノテカのワインを手に「私ここのシャトーで働いていたの」と言われてブッタマゲタとスタッフが言ってました。シャ、シャトーにいたんですすか? かなり大袈裟に伝わっていますか?
このラブレターは松尾にも書きましたが、彼には海外を攻めて下さい、とお願いしました。
で、丸山さん。
フランスがらみで、何か出来ませんかね。
折角のフランスとの関係性をとっかかりに、何か。
出店か、輸出か、輸入か、或いは文化や考え方の輸出入か、フランス人の受け入れとか。ビジネスでなくてもいい。夏のバカンスなどの制度や考え方や慣習で見習うべきこととか。手っ取り早いのは桑折さんとワインの社内講習会をするとか。
フランスではなくとも、ヨガとか、ランニングとか、部活発足とかでもいい。
全くのノーアイディアの、無茶ぶりもいいところですが、でも、個人の経験や特性を活かしたところに何かチャンスやヒントが潜んでいるような気がします。
というか、新しいことって、自分たちから生み出したい。だって言いだしっぺのほうが断然面白いから。それには何かのきっかけや、気付きのようなことが自分たち側に必要で、その入り口って、個人の経験や特性から捻り出てくれば独自性があります。
小さなことでもいいから、サポートセンターの、バックオフィス部門の、お姉さま界隈から何かが発信されるだけで、ちょっと面白い。
2013年10月に、お姉さまたちが動き出しているのを、見てみたいものです。
2013年元旦
遠山 正道