2015年11月
2015年11月24日
Soup Stock Tokyoの分社化にあたって
一週間くらい前に発表しましたが、
「Soup Stock Tokyoを分社化するってことは、
スマイルズがホールディングになるということですか?」
とよく言われます。
これは、あっているようであってない。
giraffeなどもゆくゆく分社化していけば、
分社した数だけ社長も増えるし、その何倍も役員が生まれる。
それはとても楽しいこと。
でも、ホールディングというと、
何だかスマイルズがもうあがっちゃった会社で、
総務部しかなくて、資産運用だけしているようなイメージがあるので、
それは全然違います。
Soup Stock Tokyoはもちろん、
スマイルズも益々もりもりとやりますよ!
クリエイティブ色をもっともっと出していって、
基本的に新しいことはスマイルズが生み出していきます。
スマイルズは、ますますヤバイやつになっていく、そんな感じww
どっちもそれぞれに楽しみです。
皆さま、これからもよろしくお願いいたします♪
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2015年11月07日
優秀社員研修旅行:DARTMOUTH(2)幸せということ
フードフェアの途中で抜けて、川を遊覧したり、、
ちょっと休憩、、
芋〜〜!
こちらは地元の朝から行列の人気店。
真ん中のオーナーのケイトさんは親戚が日本人と結婚して大の日本びいき。
トムさんの味噌醤油にも感動して、一緒に店で何かやろう!とステキなお誘いも♪
素晴らしい砂浜を散策して
トムさんの田舎の港へ
18世紀の家ばかり
何じゃろうww
こちらから鐘を鳴らすと対岸から船がきて、兄妹はそれで学校に通っていたと。
キリタンと
皆もたそがれて
真ん中に見えるピンクのパブにこれから行きます。
子供の頃、親はここで飲んでて、トムさんたちは外で遊んでいたのだと。
もうuplinkの映画の世界です。
そのパブ
最近は子供も入れるようになって、ビールだけでなく、お料理も。
地元のビールとサイダー。
りんごのサイダーはビールよりもアルコールが強い。
いろいろなお話を伺って
すっかり陽がおちて
家に戻ってから、離れからいよいよ母屋へ招かれて。
本当に真っ暗。
相当目を慣らすか、アイフォンのライトをつけるか。
写真はまだライトがある場所。
ついに!
トムさんのお母さま
そして離れも素晴らしかったけれどさすがの母屋!
日本人がみるともはや大邸宅で。
沢山の調度品があるのに、埃がなく清潔なことが分かる。
キッチンでも驚きの連続。。
この日はイタリアン!
さあディナー!
13人だが不吉なので14人分のセットをして。
お母さまがお話しをしてくれます。
この家を30年以上かけて手を入れてきたこと。
最初は2階の床が抜けそうなほどのボロ屋で、でもトイレは3階で、皆慎重に登って。
30年かけて改築し、調度品を少しずつ集めて、羊を飼い、捨てられていたロバを拾って、
毎朝羊の様子を見に行って、子羊は家の中で飼ってみたり、、
今日の料理はイタリアンにしたこと、
そしてみなさんが来てくれてどれだけ嬉しいか、、、
本当に嬉しそうに、とっても楽しそうにずっと語ってくれて、、
お父さんはロンドンのバリバリのテレビマンだったが、定年前にここにこもって、
ギャグばっかり言ってトムさんが訳すの躊躇したり、
とっても陽気なお父さんで、、
そうしたら、
「今度は、あなたの、スマイルズの話しを聞かせておくれ、、」と。
私は、ちょっと長い話しになるけれど、サラリーマンだったこと、
絵の個展がきっかけで今日にまで至っていること、
スープを思いついたが、企画書に書いてあるのは、一言でいうと共感。
スープをもとに共感して集まってくれた仲間と、
皆で一生懸命スープを作って、
お客さまや、世の中に提案して、
そうやって16年経って、今、こうしてスマイルズの仲間と、
そうしてトムさんと出会えて、そうして今日ここでヴィンセントファミリーと出会えることができて、
トムさんは全て分かっているから微妙なニュアンスもちゃんと訳してくれて。
すると今度は、お父さんが自分のことを話してくれた。
バリバリのTVマンの話しではなくて、今この地元で18世紀の古い帆船をつかって、
いろいろな青年の更生を図るボランティアの代表をしていて、
ある青年にかかわる素敵な話しをしてくれた。
私は50年以上生きてきたけど、今まででもっとも印象的で感動的な夜だ、と話しをして。
トムさんたちも、私も、少し涙をぬぐって。
本当に素敵な家族に出会えて、本当のおもてなしを受けて。
この時に、私は思った。
「あなたの話を聞かせておくれ」
と言われて、自分の話ができること。
それが、きっと一生生きてきたことの幸せを知る時なのではないかと。
ヴィンセントファミリーも、都会を離れ、勝った負けたやお金や豪華な話ではなく、
隣の村でできる特別なベリーでつくるジャムの話しや、
遠くから訪ねてくれる息子の友人をもてなすことなど、、
私は、起業をしたり、スマイルズの代表だったり、
自分や仲間や会社の話しをするにはしやすい環境にある。
でも、一人ひとり、年をとっていても、若くても、
特段の何かを成しているとかいないとか、
そうではなくて、
「あなたの話を聞かせておくれ」
と言われたときに、小さな話しでも、いま興味があること、
やっている仕事のこと、大切にしていることなど、
きっと充実しているということ、それが表情にでてしまうこと、
そんな自分なりの話しができれば、それがきっと幸せということなのだと思う。
地球の向こうで、そんな「幸せ」ということを知るとは思っていなかった。
本当にありがとうございました。
トムさん、Thank you so much!!
またね!!
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2015年11月01日
優秀社員研修旅行:DARTMOUTH(1)The Miso Tree
(写真は皆の寄せ集めによる)
今年のスマイルズ優秀社員研修旅行はイギリスの港町ダートマス!
皆最初ロンドンに入って、私は仕事で一日遅れてヒースローで合流。
右から新人王山本俊介!
元気ハツラツ、きりたんこと渡邊嵩!
サービス・コミュニケーションのプロフェッショナル土生秋子!
クリンリネスなど現場のトップ栄えあるMVP小川光!
ロンドン在住の私の娘も折角なのでご一緒して。
ここからレンタカーでひたすら4時間。
今回お邪魔するトム・ヴィンセントさんのご実家ダートマスに着いたのは深夜12:30。
翌日皆5時起きなのに、遅くなってしまってトムさんスミマセン。。
素晴らしいおうちに着きましたが、真っ暗で、朝も6時出発で真っ暗。
トムさんのお母さんが、自宅で朝採れた玉子をもってきてくださいました。
羽の動かぬ証拠つきww
目玉焼きをパンにのせて。
一応ユニフォームを身に包み。
卵をありがとう
トムさんの実家は羊を80頭飼っています。
中にはブラックシープも。
ロバはペット?
本当に素敵なところで。
年に一度テーパーティーをするための小屋。
キリタン、王子様か
トムさん
初日はまだ暗いうちから一番乗りでセットします。
今回の主旨は、トムさんが川村さんと進めている日本の味噌や出汁などをイギリスに広めていこう、イギリスの伝統的な料理に日本の伝統的な調味料を忍ばせた新しい提案をしていこうというThe Miso Treeという活動の初めての具体的なアクション。
トムさんの故郷である港町ダートマスの年に一度のDartmouth Food FairにThe Miso Treeを出店して、出汁を振る舞い、ここの名産である蟹を使ったDevon Miso Soupや味噌、醤油などを販売するという試みに、われわれも勝手にお手伝いしに便乗した、というワケ。
結果を先に言うならば、大盛況!商品スッカラカン!
鰹節とかみんな興味津々!ドライボニートはどう見てもwoodだし、アリエマセ〜ン!てな感じで。出汁を振舞うと、まあ好き嫌いは分かれるが、でもとても好印象。出汁セットもよく売れます。
土生ちゃんは、子供の頃から転々と海外で生活しており、天性のサービス精神で一瞬にして看板娘。さすがです!
キリタンは海外初めてながら明るく人懐っこいキャラで、左手でお箸をサービス、右手はすでにがっちりと♪
山本は、小学校時代フランス育ち。
しっかりしたお兄さんで、この旅行は山本が底辺をビシッとサポート。
頼りになります!
小川もなんと小学校はずっとNY育ち。
後ろでレードルに徹し、職人技。
Miso Soupを知らない人は、私が見たのは一人だけで、認知度は高い。
この娘Miso Soup好きで毎日のんでるのよ〜、なんて家族もいて。
ステージでの出汁のお披露目イベントも大盛況。
アイスクリームに醤油をちょっと垂らして提供すると、バルサミコ酢をかけたようで皆さん驚きの顔。
そして、醤油、味噌はすっかり売り切れてしまいました!
ねじりはちまきにあいすぎ。
最後残ったのは寿司酢。
さすがに寿司酢はマニアックか。
イギリスは不味い、という固定概念は昔の話。
地域地域で特有の食材を作り、プライドをもってローカルフードを愛しています。
そして、日本の出汁や食材に高い関心を示してくれました。
お疲れさま!
今回鰹節を提供してくださったタイコウの泰三さんも手応えをつかんで。
みんな充実の笑顔。
The Miso Treeの前掛けもいいね!
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