2017年01月
2017年01月25日
誕生日ありがとうございます!
【感謝とお礼】
皆さま
本当に沢山たくさんのお祝いのお言葉ありがとうございます!!
一人ひとりに返事をしたいのはやまやまですが、なかなか膨大で^^;
そうやって皆さんに囲まれているということがどれだけ有難く貴重で嬉しいことか、しみじみ感じます。ありがとうございます。何かで応えなくては。
【これからの45年】
今日、55歳になりました。
私は105歳まで生きます。
最後の5年はゆっくりしたり、病床にいたりですが、それまで仕事の人生がこれから100歳まで45年間あります。
・・・そう聞いて、また冗談を、と思った方。
きっと95%以上の方がそう思ったのではないでしょか。
だとすれば、一生に一度のチャンス到来!
LIFE SHIFT〜100年時代の人生戦略〜という本がありますが、私は既に50%以上の確率で100歳以上まで生き、その大部分を仕事と共に生きます。
色々言いたいことはあるけれど、短くいうと、今後100歳まで元気で生きるのが当たり前になった世界、特に長寿日本はその先端、その一人ひとりの生き方の先鞭をつける、その生き方の世界のトップランナーのポールポジションにいるのが、まさに私であり、私たちであるわけです!
【クリエイションと共感と実践】
丁髷つけて刀をさしていた時代からわずか140年。
でもこれからの変化はそれどころの変化ではありません。
これから環境が変わりまくる時代に、一人ひとりが価値を持ち、一人ひとりが柔軟に生きていける能力や行動が必要になります。
かつては、「人生ゲーム」のように決まった駒に決まった人を乗せて、決まった路線のうえをゴールめざしていた。
これかは、、どうだろうか。
たとえばカードを手に、新しいゲームのルールを作る人。
新しいゲームのルールを作った人に、人は集まり、人に呼ばれる。
そうしているうちに今度は全く別のツールをつかったゲームを考え出している。
「クリエイションと共感と実践」がポイントになってくるでしょうか。
【個人と会社】
だから、会社はきっと、そんなユニークな個人をいくつも生み出したり、協力したり、場を作ったりサポートしたりする、いってみれば特出した個人をうまくマネジメントするプロダクションのような、あるいは、企画展と常設展を行うミュージアムのような、スマイルズはそんな会社になるのだと思います。
世界が100年生きる時代の、仕事と生き方が重なる個人と会社の在り方。
スマイルズの中で、誰よりも100歳に近い私がその先鞭をつけながらゆっくりと急いでいければと思います。
みなさん、そうやって、みんなで楽しくこれから、ながくやっていきましょう。
皆さんに感謝!
これからもよろしく!!
【ディナーショー】
昨年の誕生日のときに、毎年みんな大変だから、来年は私がパーティーをやって、みんなをもてなすよ、なんて言っておきながら、私は今日三菱地所プレゼンツ「さだまさしディナーショー」に行ってまいります^^;
すみません。。。
で、やっぱりみんなが企画してくれました。
2月20日PAVILIONを貸しきって、第一部はスマイルズ社員向け、22 時位の第二部からは一般の方を招いて、遠山正道ディナーショーを行います!
写真は、その練習?
みんなが既にディナーショーの花束をくれました!
サンキューー!
それでは、みなさん2 月20 日ディナーショーでお会いましょう!
2017年01月05日
20170104新年あいさつ
明けましておめでとうございます。
さて先ずは2016年を振り返ってみます。
皆、それぞれに頑張ってくれました。ここでは新しいことだけを抜き取ってみます。
Soup Stock Tokyo分社化、アルバイトからの初役員、also Soup Stock Tokyo、エイプリルフル企画、瓶のビール、伊東豊雄事務所交換留職、Curry Stock Tokyo、檸檬ホテル、ほてるホテル、SST博多・銀座・中目黒、SSTグランプリ、giraffe路面店、亀屋のあんぱん、PAVILION、おだし東京などなど。
実に多くのチャレンジをしています。
そしてそのどれもが、自分たちが想定するラインをちゃんと超えている。
SSTも、売上利益ではなく、商品もファシリティもやり直して、そしてスタッフとお客さまとのコミュニケーションを第一義に再構築してきました。
おだし東京もとにかく良いものを作って、コストはそれから調整する。
そうやってやりたいこと、やるべきことに突っ込んできた。
そんなことでコストがふくれて業績はしんどいことになりそうですが(苦笑)でも、それすらも意外に悪くないかもと思いました。
例えば一番極端な例を言うと、こういう状況でもアートの作品を買う。
我々に必要だから、アートとの関係をコミットしているから。
お金が余っているから趣味でやるのではない。金ならないが、買う。
なんだか本気度が変わってきます。
店やビジネスがそうです。
余力があるから趣味でやるのではありません。
しんどくても、しんどいからこそ、研ぎすまして、本気でぶち当たる。
ビジネスやチャレンジには失敗はつきものです。だから、腰が引けて相手の顔色を伺っているようなことをやるのは一番始末が悪い。
思いっきりできていれば、良くなるまで踏ん張ればよい。
そうやって、一つひとつのブランドがちゃんと堂々として、そして一つひとつがどこにももたれかからず、しっかりと自立する。
今年はそういう年にします。
先日ネットで、商売の基本として、
集客・ファン化・リピート
の3つがあげられていました。
当たり前のようだけど、この3つをしっかりやることでビジネスがどんどんと上昇すると。
スマイルズにはなさそうな言葉です。これを言うなら、やりきること・共感・コミュニケーション、とでもいうでしょうか。
でも、ここはあえて、
集客・ファン化・リピート
これを一緒にせず、それぞれをしっかり自覚して行うのが肝心なのだと。
そう思って改めてみてみると、例えば私はPAVILIONに連日いっていますが、
集客は店のコンセプトや商品やブランドそのもの。
その後のファン化。
これは完全にスタッフの世界です。
これができているか。サービスが作業化していないか。オープンしたてという良い訳もあるかもしれないが、一人ひとりがファンになって頂けるような意識があるか。社員もパートナーも全く同様です。
そしてリピート。
ファン化と似ているようで、違う。
また来たい、と思って頂けるような意識とアイディアをもって行動をしているか。基本中の基本ですが、SSTでもPASS THE BATONでもgiraffeでもalso Soup Stock Tokyoでも、
集客・ファン化・リピート
をそれぞれ分けて意識できているか。
普段の私から出てくる言葉ではありませんが、でも、これを意識して本当にその手応えをもって仕事ができたら、それこそが本当に楽しい自分ごとのやりがいのある仕事になると思います。
皆さん、ぜひ取り組んでください。
本人にとっても、会社にとっても、一番美味しいところだと思います。
私は年末に一人で伊豆に温泉にいって、レストランでのある体験をFBにあげました。私が一人で涙をながしながら食事をした話です。良かったら見て下さい。
さて、正月に、岩田宏さんという詩人の「感情的な唄」という兎に角好き嫌いを並べた詩を読んだので、私もちょっとその気分で書いてみます。
「スタッフの笑顔が好き。
お客さまの笑顔が好き。
スタッフの仏頂面が嫌い。
お客さまの仏頂面も嫌い。
皆仲良くが好き。
皆仲良くだけは嫌い。
最高だね、って言われたい。
スルーされたくない。
さすがだね、って言われたい。
まあこんなもんだね、って思われたくない。
動き回る人が好き。
お地蔵さんは嫌い。
かわいい人が好き。
かわいくない人は嫌い。
ユニークな人が好き。
ありえない、って言われたい。
同時に、やっぱり基本ができているよね、って言われたい。
いい涙が好き。
陰口が嫌い。
一生つらいだけの人生は嫌い。
その人らしい人生が好き。
自分たちで切り拓きたい。
自分たちの感性で開拓したい。
なんだか、当たり前のことの羅列になってしまった。
当たり前のこと、
と書いて、今気がついた。
われわれ、ちゃんと自分たちの好き嫌いの、良い悪いの感覚の上で仕事をしていると。
それって、当たり前のようでいて、きっと世の中的には当たり前じゃない。
好き嫌いが土台になっている仕事って、きっとそんなに多くはない。
だったらそれを強みにしよう。
そこを大事にしよう。
現状では、皆の生活ぶりがまだまだだ。
何かわれわれなりにできる新しい生活ぶりが開拓できないか。
仕事の仕方、生活の仕方、そんなことをもっと突きつめよう。
余っているから出来る事ではなく、工夫や価値観において、充実させること。
われわれだからそれを充実と呼べる、なんてこともありそうな気がする。
辛い作業や決めごとは、シンギュラリティの世界では、ロボットやAIがとって換わるだろう。
もっとほとばしるもの。
人間にしかない、ほとばしること。
好き、嫌い、良い、悪い、を土台にして、嬉しい!とか、出来た!とか、ありがとー!とか、ますますほとばしるってもの。
皆で、そうしよう。」
以上