2012年05月04日

直島:交換留職

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直島に松尾と人事今村と行ってきました。

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高松からフェリーで。

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3年前に私が家族で初めて直島へ行ったとき、大変感動して、こんなところで少しの期間でも働けたら幸せだな、と思って、交換留学みたいに3ヶ月間とか一定期間社員を入れ替える「交換留職」なるものをでっちあげ?て、当時のベネッセさん人事部に提案しました。

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興味は持って頂けたのだが、現実的な実現に至らず。
でも、その後、星野リゾートさんや博報堂ケトルと実際にやってみて、なかなか面白い制度になってきました。

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そんなある時、突然ベネッセさんから連絡がありました。
「3年前の交換留職の件なんですけど、、、」と。

3年前のラブレターに突然返事が来たようで、我々嬉しくなって、先ずはお打ち合わせに直島行きになったわけです。ウキウキ♪

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直島到着。
妹島和世氏の船着場が出迎えてくれます。
ここから別世界が始まる。
(鏡が景色を歪ませているのが気になりましたが。。)

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直島文化村の(中)堤社長、(右)太田専務、(左)人事高田さんが歓待してくれました。

ベネッセや直島の歴史や文化的背景などのお話をたっぷりと伺い、交換留職に向けて大変積極的な話し合いができましたよ。

そのあと、太田氏が、なんとべったりつきっきりで直島の家プロジェクトから地中美術館、ベネッセハウスまでご案内くださって。
太田氏の名調子!アートはその背景などを聞くとグッと面白さが増します。

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ジェームス・タレル。
平日でよかった。
週末やましてGWだと、午前中で一日の整理券が出払ってしまうらしい。

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杉本博司氏。
祠から出たところの先の樹木が少し拡がっており、瀬戸内海の地平線が覗きます。
氏の海景シリーズをその場でシンクロさせています。

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街はとても清潔でキレイ。

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家プロジェクトを廻っていると、こういう普通の家すらアート的に見えてきます。

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お馴染み。

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船着場に行くと、

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なんと先の崖に、杉本氏の海景シリーズが。
杉本氏はイメージと違って?茶目っ気のある楽しい方なので、このようなサービス精神的な展示があるのだと思います。

そして、地中美術館は、やはり圧倒的に素晴らしい。
安藤忠雄の建築に、モネ、ジェーム・スタレル、ウォルター・デ・マリアの3つだけのコミッションワークがあるわけですが、どれも「感動」という器官がドンと動作させられます。
世界の10のリゾートに選ばれたりしていますし、この時もホテルは半分位外国人の方でしたが、わざわざフランスから観に来ても充分に満足することでしょう。

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ベネッセハウスの宿泊の部屋も素晴らしい。
安藤建築で泊まれる幸せ。

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翌日は豊島へ!

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西沢立衛の建築と内藤礼の作品による豊島美術館。
島と自然と建築と作品が、そのまま地続きでつながっている。
こちらも本当に感動しました。
案内の方が豊島美術館は1時間はかかる、と言っていたのがわかります。
ネタばれにならぬよう詳細は避けますが、お客さまは床に座り込んで、永遠の時をかみ締めているようでした。
以前、西沢氏と少し話したことがあったので、無理にでも行こうとおもいましたが、行かずに帰るはありえない。
難しさも、美術の知識もいらない、子供からお年寄りまで、絶対にお薦め!

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帰りはIラブ湯へ。
ここはちゃんと入浴する時間を予め取っておくべきだった。。
次回は是非。

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全てが素晴らしかったですが、それに加えて直島文化村の堤社長はじめ、みなさまのユーモア溢れ暖かいおもてなしにも感動いたしました。
有難うございます!
直島×スマイルズの交換留職、、、楽しみです!

Smiles: at 16:30│clip!