2016年09月19日

Helsinkiで気になったこと、考えたこと

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最終日は朝からGOLLAの柴山由理子さんが付き合ってくれました。

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GOLLAとはこのバッグなどを作っている会社なのですが、本人は早稲田の大学院で北欧の政治などを研究しているうちに北欧の会社のお手伝いをしている、しかし博士論文書かなくては、という変り種ww

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現代美術館KIASMAを案内してもらったり、街を歩きながら、色々興味深い話を聞きました。

例えば、リチャード・フロリダの「新クリエイティブ資本論 〜才能が経済と都市の主役となる〜」の話し。
ホワイトカラー/ブルーカラーというカテゴリーから、クリエイティブクラスというものが台頭し、クリエイティブこそが経済と都市を創る。都市とう切り口も面白い。で、北欧はクリエイティブクラス先進国であり、その従事者が4割を超えている。そうした場所には、人もエネルギーも集まってくると。

直截的にはTOKYOの方が、、とも思いかけたが、瞬時に撤回した。
北欧はノキアやスーパーセルなど先端もあればH&Mやイケアなどのライフスタイルの企業、そして陶器やファブリックなど日常の隅々までデザインに溢れ、企業であれ個人であれクリエイティブを当たり前の優先順位にもつ風土、土台が元々ありそうだ。
翻って日本の企業の日常などを想像すると。。

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(写真は、壷の蓋をとると、夫々様々な香りが漂い、良い香りもあれば、、、という興味深い作品)

或いは、「女性は使命感が仕事の大きなモチベーションになる」というフォーブス8月号の話。柴山さんは未読なのだが、と。
帰国して早速読むと、私の想像したものとは随分違って、世界の50人の何とかウーマンのようなかなりマッチョな記事で(フォーブスですし)もちろんそれはそれで素晴らしいのだが、私が聞いて感じた、スマイルズのSoup Stock Tokyoの一人ひとりのモチベーションのこと。
ここは、今度何か言葉にしてみたい。

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(美術館の天井が斜めに落ちてきて、最後の隅はこのように欠落している、というユニークな作品)

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2019年フィンランド日本国交100周年に、例えばこの現代美術館KIASMAと日本のどこかの現代美術館で互いに作品を展示できないかとの妄想を柴山さん。
いいね、その時はスマイルズが作家としてKIASMAで展示したい、と妄想で返す私。

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最後のランチはカリさんと。
今後のデザインウィークの在り方を、勝手にブレスト。
結構面白い話しになりましたww
「ゲート/一般腕章突然デザイナー案」(意味不明と思われますが、)
実現したら面白いww
しかし、今回お招き頂き本当に有難うございました!
京都のPASS THE BATONを見ていただいており、そのコンセプトが大好きだと言っていただき、それで今回が実現した。頑張っていれば、誰かが見ていてくれる。
しかし、エアとホテル代を上回る何か価値をご提供せねば汗

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さて、いよいよ空港へ。
JALの現地の児玉さんもランチを伴にし、そして職場?にお見送りを。
東大、大使館勤務、JALフィンランドの才女。
そして、今回大変お世話になったmarimekko日本人ファッションデザイナー大田舞さん。
本当にありがとう!!

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ここからは、もう振り返らないからね!

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ラウンジで、白ワインにソーダにフルーツ入れて、ポンチ風に。

柴山さんとの会話を思い出してみる。
クリエイティブ・クラス、、、をスマイルズにあてはめて考えて見る。
女性は使命感が仕事の大きなモチベーションになる、、、をSoup Stock Tokyoにあてはめて考えて見る。
そこに、われわれの在り方や、強み、意味、が立体的に見えてくる気がする。

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(大田舞さんが描いてくれたもの。ニテル。。)

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(大田舞さんが、描き続けてくれたもの。)

飛行機の中で、何か、感じたことをツラツラ書いてみた。
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今回行って気になったこと、考えたこと

 

「ボクサー女子」

今回気がついたひとつは、私を取り巻いていた状況のほとんどが女性であったこと。

HDWに世界から招かれた、ちなみに私が属していたチームは12人中10人女性。

今回のVIPをまとめていた責任者、大使館のコミュニケーション担当、北京のデザインウィークを司るイタリア人、リトアニアのプレス、イスラエルのフリーのジャーナリストなどなど。

そして大変お世話になった在フィンの日本フィンランドデザイン協会の副理事長、marimekkoの日本人ファッションデザイナー、早稲田で博士論文を書かねばのメーカーの営業担当、東大出身大使館勤務を経たJALの営業などなど、全員女子。

おまけに、休みでフィンランドに来て一緒にサウナした行動的な社員も女子ww
今回登場の男は
HDWのトップのカリさんと私だけ。


まあ、もはやことさら言うような珍しいことではないのだろう。

だが、在フィンのその女子を見ているだけでも、実に明るく活発、面倒見が良く、前向き。

勿論苦労も悩みもあるのだろう。

だが、その明るく活発ななかの、やはり、どこか自ら人生を生きている経験に基づいた自信やプライドがそうさせている、のだと思う。


そんな彼女らを見て、何に似ているかを考えてみたら、何だかボクサーのような気がした。

一人でリングに上がる。が、アイラインも入れる。ちゃんとガードをし、ステップを踏む。ジョークや知的な会話のジャブも打つ。隙あればストレートを放つ。勝ち負けで食うや食わずのファングリー精神ではなく、結果よりも勝負を楽しむが、ちゃんと勝って、次のカードに一歩進む。負けてもサッパリし、むしろ観客を飽きさせないサービス精神で、適度なパフォーマンスに周りが沸く。ちゃんと勝率が上がる。きっと見えないところで鍛えているが、疲れりゃダラダラもするし酒も飲む。でも気がつけば動体視力は圧倒的に上がっていた。そんな感じ。

 

「会社とは機会をつくるプロダクション」

そんなボクサー女子は頼もしく魅力的である。

うちの会社、Smiles(Soup Stock Tokyo)もそんな人たちの集まりであってほしい。

会社は結局人である。

だから、ボクサー女子が欲しければ、ボクサー女子がうまれる機会を作るのがプロダクションのような、会社なのだろう。

勿論、機会すら自分で作れ、とも言いたいが、お互いにリスクは低いほうがよい。

 

「団体戦と個人戦およびジャニー化ついて」

Smilesは概ね団体戦で戦っている。

ラグビー日本代表や、先般の男子400mリレーなど団体戦は美しく感動とともにある。

だけど、本当は自分でも気がつかなかったけれど、個人戦の方が得意だった、なんてことはいくらでもありうる。どちらが正しいということは勿論ない。

団体戦に涙することもあれば、個人戦に羨むこともある。

それこそ、会社が機会を作ってあがられればと思う。

もう一度言うが、機会すら自ら作れ、という言い方は正しいが、互いにリスクもある。

一人ひとりのやる気や能力が最大化するための機会をつくるのが会社でありたい。

Smilesのジャニー化計画、、

いや、、もっといい計画名募集。

 

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ヘルシンキは、美しく魅力的な街だし、デザインウィークも試みが溢れていた。
しかし、それはあくまで舞台であり、やはり人なのである。

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(本当にお世話になった右:田熊さんと大田さん)

「クリエイティブ・クラス」や「使命感がモチベーション」という言葉に、数字でしか判断しない現在の世の中の企業の在り方に対して、スマイルズはその目に見えない、しかし我々が最も大事にし、自ら信頼している点をよりリアルにその価値を最大化し、そのこと自身に企業の存在意義があることを、改めて言葉にしていきたいと感じた。

ヘルシンキに負けない、我々がもっているだろう価値をもっともっと振り絞ってみたい。
見えない先にその価値をぶつけて、世の中の反応をみてみたい。
そうやって、世の中の笑顔を見てみたい。

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田熊さん、日本フィンランドデザイン協会の、、あのブレスト、、、
小さくでも、進めたいね。


Smiles: at 12:47│clip!